Optionalデコレータの型につい て

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ControlValueAccessorなコンポーネントで、次のようにすると、自身がNgFormに登録されている場合(Form要素が親要素になっている場合)はコンポーネント内からNgControlが取得できます。

constructor(@Optional() @Self() private ngControl: NgControl)

このとき、自身がNgFormに登録されていない場合、
ngControlにはnullがインジェクトされるため、this.ngControlの型はnullとなります。

これ、型解決時にはなにも警告を提示してくれないので、
実行時エラーを生みまくるのですが、なにかいい方法はないですかね……。
(イメージ的には↓みたいになってほしいのですが、インジェクションの仕組み上下のような書き方はできません)

constructor(@Optional() @Self() private ngControl: NgControl | null)

[lacolaco]

まずひとつの方法は、 @Inject() を使う方法ですね。引数の型アノテーションとインジェクショントークンを分けることで | null の指定ができるようになります。

constructor(@Optional() @Self() @Inject(NgControl) private ngControl: NgControl | null)

もうひとつの方法（こっちがおすすめ）は、Angular v14から追加された inject() 関数を使う方法です。こちらは optional フラグをオンにすれば自動的に | null として推論されます。

class Foo {
  private ngControl = inject(NgControl, { optional: true, self: true }); // 自動的に NgControl | null になる
}

https://angular.jp/api/core/inject

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あ〜〜〜inject関数ってそんなところも解決してくれるんですね！！
これからはconstructorでサービス初期化するのやめる習慣つけなくちゃ……。

ありがとうございます！！！